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登録日:2011/01/19(水) 16 25 19 更新日:2022/10/29 Sat 01 40 31NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ぼっちゃん カリスマ ソウルイーター ティル マクドール リューイ 不幸 主人公 初代 初代主人公 坊ちゃん 幻想水滸伝 幻水 最強 解放戦争 鈴村健一 門の紋章戦争 1主人公とは、『幻想水滸伝シリーズ』に登場するキャラクターである。 CV 鈴村健一(ドラマCD版) 1995年に発売された初代・幻想水滸伝の主人公。デフォルト名はなく好きな名前を付けることができるが、 ファミリーネームである「マクドール」は変更できないので、いずれの作品においても「○○・マクドール」という名になる。 ファンの間での通称はグレミオからの呼称でもある「坊っちゃん(ぼっちゃん)」。 武器は長棍で、師匠のカイから習った棒術の使い手。 小説、ドラマCDではティル、漫画ではリューイと設定されており、攻略本や設定資料集などの媒体では1主人公となっている事が多い。 ちなみにカードストーリーズではファーストネームは設定されておらず「マクドール」とのみ表記されている。 ◇プロフィールと物語 出身は赤月帝国の帝都グレッグミンスター。帝国六将軍の1人、テオ・マクドールの長男として生まれる。 電撃ゲーム文庫より発売された外伝小説によると、幼い頃に母親と死別しており、幼少期は多少反抗的だったが、 ゲーム開始時点では、年相応に素直でやんちゃな少年に育っている。 家族構成は父・テオ、使用人のグレミオ、クレオ、パーン。友人のテッドとも仲が良く、お互いを親友と言える存在。 赤月帝国皇帝・バルバロッサとの謁見時に勧められ、赤月帝国で働くようになる。 しかし、行く先々で帝国の行政に苦しめられる国民の現実を目の当たりにし、今の帝国に疑問を抱き始める。 その後、山賊討伐の任務の際、テッドの右手に真なる27の紋章のひとつ、ソウルイーターが宿っていることが判明。 宮廷魔術師・ウィンディにこの事が知れると、テッドは帝国に追われる身となった。 ウィンディの追手から逃れられないと悟ったテッドは、坊ちゃんにソウルイーターの継承者となる事を懇願、 紋章を引き継いだ坊ちゃんは自らも反逆者として追われる中、宿屋で偶然知り合った男・ビクトールに出会い、 赤月帝国打倒を掲げる解放軍へ参加する事となった。 以後は解放軍のメンバーとして活動するが、解放軍のリーダーであるオデッサ・シルバーバーグが致命傷を受けた際、 彼女から解放軍リーダーの座を譲られ、後に「門の紋章戦争」や「解放戦争」と呼ばれる戦いの中心人物となっていく。 ◇ソウルイーター 坊ちゃんを語るうえで欠かせない、親友のテッドから託された紋章。 真なる27の紋章のひとつであり、「生と死を司る紋章」とも呼ばれる。 ゲームシステム的にも非常に強力な紋章で、高い攻撃力と即死効果によりシリーズファンの間でも「歴代最強の紋章」との呼び声も高い。 一方で「宿主に近しい人間の魂を喰らって成長する」という特性も持っており、 作中でも坊ちゃんの仲間、友人、家族など数々の命を奪うことになった(*1)。 さらに1の物語そのものがソウルイーターを狙う陰謀に端を発しており、ある意味すべての元凶であるため、 強力な力によるカタルシスよりも、「宿主を不幸にする呪われた紋章」という負のイメージが強く残る。 暴走や宿主の精神への働きかけなど厄介な性質を持つ事の多い真の紋章の中でも、 宿主自身を蝕む『幻想水滸伝4』の「罰の紋章」とは逆の方向で、最も関わり合いになるのが危険な紋章である。 また真なる27の紋章を宿す事の恩恵(または代償)として宿主は不老となり、1の3年後にあたる幻想水滸伝2で再登場した坊ちゃんや、 1の150年前にあたる幻想水滸伝4に登場したテッドは共に外見的な変化が全くない。 後の作品では眷属(*2)にあたる「闇の紋章」が登場している。 ◇性格 シリーズの主人公にほぼ共通するが、台詞は選択肢のみとなっており、一人称から性格付けまでプレイヤーによって様々。 ゲーム中では、グレミオに悪戯をするあたり、年相応に子供らしいところもあるようで、 エンディングや2のエピソードから、心優しい少年として描かれることもある。 ◇能力 幻想水滸伝 主人公という事もあり、攻守共に安定しており素早さも高くバランスが良い。 特に固定紋章のソウルイーターは前述ように「最強の紋章」との呼び声が高く、単体・複数の敵に即死効果あるいは大ダメージの魔法ばかりで、 はっきり言ってチート、ボス以外ならどんな強敵にも即死魔法が効く。 協力攻撃は武術の師匠・カイとの師弟攻撃の1種類。主人公なのに…と思うが、前述の紋章があるのでそんなに気にはならない。 ただし、この『師弟攻撃』が全体攻撃(1倍ダメージ)と、大量の敵と戦うのが基本な本ゲームでは非常に強力で、師匠さえ味方にしてしまえば後の戦闘が無双ゲーと化す。敢えて難を云えば少し演出がくどい位か。 幻想水滸伝2 チートっぷりは変わらず、ソウルイーターの魔法グラフィックもバージョンアップしている。 また、2主人公との『Wリーダー攻撃』は、前作の『師弟攻撃』とは演出が共通しているマイナーチェンジ版といった所で、敵が複数いるときは有効。ただし、効果は全体攻撃(0.75倍)と、前作が強力過ぎたためか少し弱体化されており、一回で敵を全滅させられない場合も少なくなくなった。 効果からも『2』に限れば『おさななじみ攻撃』の下位互換となる訳だが、此方は坊っちゃんさえ迎えにいけば使っていけるというメリットがある。 ◇1以外での出演 3年後を描いた続編である『幻想水滸伝2』では、1のセーブデータをコンバートしてゲームを開始すると、 ルカ・ブライト戦後にイベントが発生し仲間になる。 ただしイベントは任意発生であり、カスミの目安箱や探偵調査(*3)など、それとなくイベント発生のヒントが示されるが、 初見では気づかずスルーしてしまったプレイヤーも多いだろう。 名前はコンバート元のセーブデータから引き継がれ、2主人公に同じ名前を付けていた場合、周囲から言及されるなど何気に芸が細かい。 スタメン確定クラスの非常に強力なキャラクターだが、唯一の難点として、本拠地には帯同せず一度パーティーから外れたら、 グレッグミンスターの実家まで加入を誘いに行かなければいけない。マクドールさん家の門限は厳しいようだ。 ソウルイーターの影響で外見年齢は変化していないはずだがグラフィックが2基準に書き直されているため、 前作の溌溂とした少年から、落ち着きのあるイケメンな印象になっている。 ちなみに基本的には前作同様セリフを喋らない無口キャラだが、パーティーメンバーが喋る汎用イベントに彼を入れておくと、少しだけ喋る事がある。 ◇制作サイドのエピソード 彼の外見は、ゲームの主人公らしい格好をしているが、貴族としてはみすb……地味な格好をしている。 これはゲームの初期設定であった、『主人公は山賊の息子』という設定の名残である。 また、キャラクターデザインを務めていた河野純子曰わく、開発終盤までデザインが決まらなかったそうで、非常に悩んでいたとか。 1作限りで代替わりしたものの、やはり初代主人公、ファン投票でも毎回上位に入るほどの人気とカリスマ性を持つ。 その人気は根強く、1の16年後の2011年に発売された『FRONTIER GATE:フロンティア・ゲート』のサントラ特典として、 同ゲーム内で使用できる「坊ちゃんなりきり衣装」が付いたほど。 ◇人間関係 グレミオ 坊っちゃんを語るうえで欠かせないキャラその1。 戦争孤児として放浪し生き倒れていた所を、坊っちゃんの父・テオに拾われ、子守を任される。 母親は他界し、父親は忙しくあまり家にいない坊っちゃんに対し、孤独だった自分の姿を重ねている。 また、自身の力不足のため坊っちゃんを誘拐されてしまったことがあり、その際にもう二度とそんな目には遭わせないと、父の形見の斧に誓っている。 そのため重度の坊っちゃん至上主義となり、その過保護さはさながら母親のよう。 常にパーティー入りして外せない為、言動と合わせてウザイと感じる人もいるかも知れない。 しかし、中盤のとあるイベントで彼はパーティーから離脱する事になる。 具体的な内容は伏せるが小説版でのこのイベントはゲームでは無言を通す坊っちゃんの心情描写と美麗な挿絵が相まって、涙腺崩壊ものである。 また、108星を集めると終盤で特別なイベントが発生する。 さらにそのデータを幻想水滸伝2にコンバートすると、これまた特別なイベントが発生する。 テッド 坊っちゃんを語るうえで欠かせないキャラその2。 父・テオが戦争孤児としてマクドール家に連れてきた少年。 坊っちゃんとは唯一無二の親友であり、マクドール家の近くに家を借りて暮らしている。 上記にもあるように、ソウルイーターの影響でウィンディに見つからないよう姿を隠し、 犠牲を出さないよう誰とも関わることなく300年もの年月を孤独に生きてきた。 そのせいか他者には心を閉ざしていたが、坊っちゃん達と交流を持つうちに本来の明るく人懐っこい性格になった。 ストーリーの進行上、パーティーに加わるのは序盤のみである。 口癖は「一生のお願いだよ!」 150年前が舞台の幻想水滸伝4にも登場しているが、前述の心を閉ざしている期間のため、1のテッドとは大分印象が違う。 カスミ 坊っちゃんを語るうえで欠かせないキャラその3。 後の作品でもお馴染みとなる主人公に明確な恋心を抱くヒロインポジションの初代。 前述の2のイベントの際、彼女をパーティに入れていると会話イベントが追加される。 坊ちゃんが姿を消した後も彼女の恋心は変わる事は無かったが、ソウルイーターを宿した坊っちゃんは不老である為、 3年の間に確実に成長している自分と、容姿が全く変わらず時間に取り残された坊ちゃんの間の距離に複雑な気持ちになる、 といった内容で非常に切ない。 一方2のエンディング後も彼女は休暇の度に健気に坊っちゃんの屋敷に通っており、 更に続編となる外伝Vol.2でも坊っちゃんと仲睦まじく語り合うシーンもある。 3の炎の英雄とサナの様に添い遂げる事が出来たのか、カスミにとって辛い失恋となったのか、ソウルイーターの力によって悲劇的な別れとなったのか、 そのいずれとも違う未来があるのか、現時点で二人の結末が描かれた作品はなく、各プレイヤーの想像に委ねられている。 追記・修正は、「坊っちゃん(ぼっちゃん)」と呼ばれてる方のみお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 1の師匠との合体攻撃は、実は最強クラスの全体攻撃。ラスボスも集団戦なので、師匠をパーティーに入れるだけで難易度が段違いに変わる -- 名無しさん (2014-04-10 06 11 06) きまぐれでカイ師匠をパーティに入れたらまさかの坊っちゃんと合体攻撃でとてもびびった覚えがある。お世話になりましたが -- 名無しさん (2014-05-11 00 58 32) 名前をぼっちゃんにしてフルネームを「ぼっちゃん・マクドール」にするのはきっと誰もが通る道 -- 名無しさん (2014-06-07 08 09 33) 主人公の使用武器は剣・拳・銃、属性は炎・雷・光がメインだった創作界に反逆した幻想水滸伝。その主人公の使用武器は棒(DBの悟空はマジュニア編以降は素手がメイン)、使用属性は闇属性。果たして、新たなる反逆者は現れるのだろうか? -- 属性王 (2014-06-30 21 48 27) 今後どういう人生を歩むのか気になる主人公№1 -- 名無しさん (2014-11-01 00 33 39) 2での坊ちゃんの台詞がまた良いんだよなぁ。見たこと無い方は是非。 -- 名無しさん (2014-11-01 03 34 28) #11014;あれは嬉しいファンサービスだったぜ -- 名無しさん (2014-12-15 22 16 25) 最近の幻水の主人公達が最後は救いがあるEDを迎えていく中、彼は永遠に一人・・・。 -- 名無しさん (2015-02-01 03 50 16) ↑将来カスミも真の紋章を手に入れて、永遠に一緒になる……とか妄想したことはある。まぁ坊っちゃんがソウルイーターから解放されるのが一番なんだが、宿主の周囲に呪いを振り撒くこれを(テッドの時のように切羽詰まった状況でもない限り)坊っちゃんが他者に渡すかというと……。なのでカスミと永遠に添い遂げて頂きたい。 -- 名無しさん (2015-05-15 23 10 50) ↑7 俺はマクドールとつけてマクドール・マクドールにしたことある -- 名無しさん (2015-07-05 22 45 55) 真の紋章を外す方法がⅢ以降出て来たけど坊ちゃんは多分それを選ばないと思う、ソウルイーターはテッドとの絆でもあるから死ぬまで宿し続けるのではないだろうか -- 名無しさん (2016-03-02 11 24 17) 棒が武器の主人公でDB出すとかアホなのか?世界観も考えれば西遊記だろ普通 -- 名無しさん (2017-05-09 14 31 06) 詳しくないから聞きたいんだけど「主人公(幻想水滸伝1)」とかの項目名じゃダメなの?いや、そういう呼び方がプレイヤーの間で一般的ならそれはそれで構わないんだけど、なんか頭に数字が付いているのが他の作品の主人公とかの記事と比べて違和感あるっていうか。 -- 名無しさん (2019-06-03 23 25 34) ↑10 ソシャゲだけどグラブル主人公は魚、鰻、バナナ、鉢植え、猫じゃらし、靴(を手にはめて殴る)など多彩だな -- 名無しさん (2019-06-10 15 16 12) 海外の人気投票だと順位低いんだよな。日本だとかなり高いのに(つってもどっちも10年は昔だが) -- 名無しさん (2019-06-10 20 00 28) 小説版によるとゲーム開始時点(455年)で14歳。終戦時点(457年)では16歳。統一戦争はその3年後(460年)なので19歳。 -- 名無しさん (2019-08-24 11 50 14) ティルに憑依する小説は不可能だろうな。あまりにも糞げー過ぎる。 -- 名無しさん (2021-08-23 20 15 41) 名前 コメント
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幻想水滸伝II 【げんそうすいこでんつー】 ジャンル RPG 高解像度で見る 裏を見る 対応機種 プレイステーション 発売元 コナミ 開発元 コナミコンピュータエンタテイメント東京 発売日 1998年12月17日 定価 6,090円 廉価版 コナミ ザ ベスト 1999年12月9日/2,800円PS one Books 2002年7月11日/1,800円 判定 良作 幻想水滸伝シリーズ 概要 ストーリー 評価点 シナリオの魅力 さらに進化した本拠地システムと108星 その他進化したシステム、洗練・追加された要素など 戦争システム 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 『幻想水滸伝シリーズ』の第2作。 時代は前作の2年後、場所を前作の舞台赤月帝国(本作の時代ではトラン共和国)の北、ジョウストン都市同盟とハイランド王国に移し物語が展開される。 基本的なシステムは前作とほぼ同じ、108星を集める本拠地システムも相変わらず。 ただしシステムや操作性は細かいところが洗練されより快適になっている。 グラフィックはより見やすくなり、派手さはないが細かいところまで描かれた描写は生活感や臨場感を引き上げている。 ゲームボリュームも増大。メインシナリオに関係ないダンジョンや村もいくつかあり、サブイベントが非常に充実している。 前作のデータをコンバートでき、前作キャラのレベル・武器レベルの上昇や前作主人公の仲間加入等の特典が得られる。 音楽もよい。全体的に演出効果が優れており、イベントを盛り上げるスパイスとなっている。 作曲は『グラディウス』や『ときめきメモリアル』で知られる東野美紀。 だが、なんといってもシナリオの評価が非常に高い。 ストーリー デュナン地方の2大国ジョウストン都市同盟とハイランド王国は長年続いていた争いに終止符を打つため停戦条約を締結した。 主人公と親友ジョウイはハイランド王国の少年兵部隊として国境に配備されていたが、停戦が決まった為同僚達とともに故郷へ帰る支度をしていた。 ところが…突然警鐘が鳴り、謎の軍勢が部隊のキャンプに攻め入ってくる。都市同盟軍が奇襲を仕掛けてきたと皆思った。 しかし主人公達は見てしまう。襲撃してきた軍を指揮していたのは自国ハイランドの皇子ルカ・ブライトであった。 停戦を不服とした彼は、少年兵部隊の隊長と結託して部隊を全滅させ、その罪を都市同盟になすりつけ再び戦争を始めようとしているのだ。 追い詰められた2人は、離れ離れになったらこの場所に戻って待つことを約束し、一か八かに賭けて激流に身を投げた。 その後合流した2人だが間もなく都市同盟とハイランドの戦争が再開され、主人公とジョウイは都市同盟側に立って戦うことになった。しかしハイランドの軍事力は強大だった。 村々は蹂躙され、砦は陥落し、次々と侵略されていく様を何も出来ずに見過ごしながら、撤退する…主人公達はあまりにも無力だった。 しかし、焼け落ちた村の祠の中で2人は見つけてしまう、27の真の紋章の1つ「始まりの紋章」を。 持つものに絶大な力が与えると同時に代償を求められる真の紋章。今の自分達には何としても力が必要だった。 始まりの紋章は「輝く盾の紋章」と「黒き刃の紋章」の2つに分かれており、輝く盾は主人公に、黒き刃はジョウイが宿すことになった。 それをきっかけとして2人は別々の運命を歩んでいく。 評価点 シナリオの魅力 単純な善悪で割り切れない2勢力の争い 本作の敵はハイランド王国とそれを指揮する皇子ルカ・ブライトである。彼らは序盤から悪逆非道の限りを尽くし、悪役ぶりを見せ付けてくれる。 ところが、それに対して都市同盟に属する市長の面々はどうかというと決して志を持った正義の人ではない。 盟主こそ良識的な人物だが、軍事力を背景に横暴に発言力を振りかざす騎士団長、事なかれ主義が行き過ぎて結局何も出来ない市長A、立場が弱く結局何も発言出来ない市長B、領地が安全圏にある故に言いたいことを言う無責任な市長C等まとまりがない。 その言い争いを見たジョウイはあることを悟る。そして彼がとった行動とは…。 話を盛り上げるキャラクター達 前作に続いてシナリオの質が高く、それに伴うキャラクターの魅力は敵・味方、メイン・サブともに深い。 時に励まし時に失敗しながら常に主人公に寄り添う義姉ナナミ、前作の戦いを経て歴戦の戦士となり主人公を導くフリック ビクトール等、個々のキャラ立ちは前作に輪をかけて上手く仕上がっている。 中でも最大の敵ルカ・ブライトは悪役にもかかわらず、シリーズでも屈指のカルト的、もしくはカリスマ的な人気を持つ。 ルカ・ブライトとの直接対決も彼個人の圧倒的武力を体現したものとなっており、その常軌を逸した強さから未だにシリーズ最強の敵と賞賛されている。 あまりにも強いのでここで詰まる恐れもあるほど。兎に角めげずにレベルを上げたり、属性防御を考えたりしよう。 また、時代も場所も前作と近い為、前作の108星のうち約20人が継続して参加している。108星に入ってない前作キャラや前作の敵キャラも敵やNPCとして何人か登場している。 中盤に前作の舞台である赤月帝国にあたる現・トラン共和国の首都グレッグミンスターに行くイベントがあるのだが、そこでも前作のキャラ達の現在が描かれており、前作ファンには嬉しいサービス。 また前作のデータをコンバートをしていると前作主人公が仲間に加わるイベントが追加される(*1)。前作主人公はセリフを全く口にしないキャラになっており、前作プレイヤー個々人のイメージを崩さない様に配慮されている。また、前作の頃から前作主人公に想いを寄せるくノ一・カスミをパーティに入れていると会話イベントが追加されるが非常に切なく前作ファンの評判も良いものとなっている。 さらに進化した本拠地システムと108星 前作に続いて108星を収集する本拠地システムは健在。それを取り巻くシステム・イベントもパワーアップしている。 本作から本拠地の目安箱の設置と探偵・レストランという要素が追加された。 目安箱とは今まで集めた108星が主人公に意見等を提出するものだが、その内容が108星それぞれの個性を上手く表現している。 例えば動物系の仲間だと文字がかけないので足跡をつけたり等。 探偵は108星の1人で、(探偵本人を含む)指定した108星の情報を調査してくれる。その内容はやはりそれぞれのキャラの裏設定や個性付けとして上手く機能しており、興味深い。しかも調査は1人1回だけでは終わらず量は相当なもの。 調査の内容はキャラに関する背景だけでなく、キャラに関するアイテムの情報や協力攻撃、前述の前作主人公イベント発生のヒントになるもの等、ゲーム上役に立つ情報も含まれている。 あるキャラクターを探偵してもらうとその返事が不可解な物がある。調べれば調べるほど謎の深まるキャラ…。 また、仲間に出来る可能性のあるキャラを参入させるヒントを得ることも出来る。その際、そのキャラの顔グラフィックと名前が表示されるが、一度も会ったことのない人物は、名前は伏せ字で、顔グラフィックはシルエットで表示される。 レストランでは、料理をつくってもらったり売り上げをもらえたりする。料理は回復アイテムとして使用できるため、前作よりも回復アイテムの種類数が増えた。 通常の回復アイテムよりも、1枠の保有数が多かったり、回復量が多かったり、バッドステータス回復・グッドステータスにするなどの効果があったりするなど、かなり性能が良い。 また、レストランにともなって、釣り場・畑・牧場といった施設が新設された。釣り場・畑はミニゲームも楽しめる。 メインシナリオに絡まない108星にも、加入後のイベントが用意されている。その力の入れ方は、前作の比ではない。 昔の料理漫画を髣髴とさせるハイ・ヨーの料理勝負イベント、制限時間以内に仇の足跡を追わなくてはならないクライブイベント等はかなりの凝りよう。 前者では仲間キャラが審査員となる。司会者が審査員の紹介をするが、その紹介文の中には審査員の好みの料理のヒントが隠されていて、キャラの個性の描写に一役買っている。 実際には、好みの料理の種類は設定上数種類しかないのだが、紹介文は料理の好み以外にもそれぞれのキャラの個性を表している。 ただ後者のイベントは実質的にタイムアタックを強要するものである為、RPGに慣れていない人には厳しいものがある。慣れている人でも駆け足で攻略しなければならず、108星を揃えることも不可能と言われるほど。シナリオや戦略を楽しむ余裕もない。実質的には2周目以降のお楽しみ要素と言える。 上記の目安箱・探偵・サブイベント以外にも、108星の個性を引き出す工夫がなされた。 パーティーに加入・離脱する際に、一言セリフを言うようになった。 使いまわしがほとんどなく、個々の個性やイメージに沿ったセリフを言うようになっている。 テンポが悪くなったともいえるが、メインシナリオに絡まない仲間キャラの個性を垣間見る数少ないチャンスの一つである。 イベントなどで、パーティーメンバーに入っているキャラで、本来そのイベントなどにかかわりのないキャラにも、セリフが与えられるようになった。 セリフ数は少なく、毎回というわけではないが、それでも前作にあったような「特定のキャラのしゃべるときとしゃべらないときとの差が激しくて、違和感がある」といった点が多少は改善されているほか、キャラの個性を見られたり、そのキャラたちと「一緒に冒険している」という感覚を少しは味わえるようになった。 前述のとおり動物の仲間や、モンスターの仲間も加わるようになった。 人間とそれに準ずる亜人種のみが仲間だった前作に比べると、かなり華やかかつバリエーション豊かな108星となった。 シリーズ史上初のオリジナル種族ウィングホードが登場。 昨今はめずらしくもなくなってきているが、当時としては作品オリジナルの種族が登場するのはめずらしい。1に登場した、エルフ、コボルトといった一般的にファンタジーに登場する種族に加えて、彼らが混ざることとなった。 ウィングホードは次作でも登場している(本作のとは別人)し、次作以後も新たなオリジナル種族が登場する。シリーズオリジナル種族の先駆けともいえる存在である。 その他進化したシステム、洗練・追加された要素など 紋章システム 前作では紋章を1つしか装備出来なかったが、キャラクターによっては最大3つまで装備することが出来る(*2)。 これによりキャラクターによっては1人で組み合わせ魔法を発動する事も可能になった。 固有紋章を所有しているキャラはカスタマイズできない、などといった前作の問題点も少しは改善されるようになった。 また、前作では1人につき最多で4つしか使用できなかった魔法が、1人につき最多で12個使用できるようになった。ただし、キャラクターによっては紋章を3つ装備できるとは限らないし、固有紋章を宿しているキャラクターもいるので、全員が12個の魔法を使えるわけではないが。 ただし、複数の紋章を装備しても紋章の使用回数は装備している紋章全てで共有する為、高レベル魔法の連発は難しい(*3)。 紋章の種類も、魔法紋章・特殊紋章ともに前作より増えた。特に、特殊紋章の種類が大幅に激増した。 また、武器の種類によってその武器の特色に合ったような特定の紋章を宿す事が出来る(*4)。 誰もが道具として魔法を使用することができる「紋章札」が初登場。ただし、使用は消費制。 道具屋の「ほりだしもの」で購入可能のほか、ダンジョンなどで拾ったり、敵のドロップアイテムとしても手に入れたりすることもできるが、「札職人」という本拠地専用の施設の人物に、封印球と引き換えにつくってもらうこともできる。 鍛冶システム 前作とほぼ変わらない。 前作では鍛冶屋の108星を仲間にすることで本拠地で鍛えることの出来る武器レベルが増加したが、今回は特定のアイテムを入手することにより増加する。 これにより、前作では「水増し」と批判された5人の鍛冶屋も、1人にシェイプアップされた。余談だが、前作の5人の鍛冶屋から引き継いだ今作の5人組は、1人を除く4人は108星から108星外へと格下げされた。108星外の人物も仲間にできるようになったということでもある。 前作の紋章片が削除され、紋章そのものを武器に宿すシステムに変更された(*5)。 中には武器に宿すことが出来ない紋章、逆に武器にしか宿せない紋章が存在する。 紋章片のように重ねて宿すことは出来なくなったが、紋章の付け外しが容易になり使い勝手が向上した。 戦闘システム 協力攻撃の種類が前作の25種類から36種類に増加し、戦闘メンバーを決める新たな楽しみが増えた。 演出にやや乏しかった前作と比べ、個性的でユニークな協力攻撃が大幅に増えた。 また、1人が複数回攻撃するようになった(*6)。 前作では表示されなかったアイテム・紋章・協力攻撃の効果が、今作ではきちんと表示されるようになった。 前列・後列を陣取る大型キャラクターが登場。 全体攻撃・複数攻撃の被害を抑えるなどといった、戦略の幅の広がりに貢献している。 『V』にも大型キャラクターが登場し、『III』の「ライドオン」の原型ともなっている。 ただし、本作では、実質的に2人分である割にはいずれのキャラも性能が微妙という欠点はあるが。 グラフィック面も向上。 前作はPS初期としても粗いグラフィックであったが、今作ではとても滑らかで美麗なグラフィックに向上。ミューズの門といったイベント限定の背景などもとても力が入っている。 キャラクターグラフィックも質が上がり、108人の仲間にはグラフィックの使い回しがほとんどない(*7)。キャラクターのアニメーションの滑らかさも健在で、メインシナリオに絡まない人物にも専用のアニメーションが用意されていたりする。 特に、前作では敵も味方も待機時は静止していたのが、今作では、まばたきをする・風にそよがれる・格ゲーキャラのごとくリズムをとりながら体を動かす、といった動作を敵味方ともにするようになった。 また、前作では、アイテムや魔法を使うとき、全体の姿勢はそのままにただ片手を上げるだけだったのが、今作では、一部のキャラだけではあるが、姿勢全体を変えるようになった。 戦闘曲のバリエーションも増大。 前作の戦闘曲が2曲のみだったのに対し、本作では、通常戦闘・通常ボス戦・特定の中ボス専用曲3曲・ラスボス戦と、6曲にまで増大した。 基本システム ダッシュ機能が標準搭載されたことで、ダッシュに必要な紋章や、宿したキャラクターを連れ歩く必要がなくなった。 もっとも、これはダンジョンや街の話。フィールドでダッシュをしたければ、上記の作業が必要になる。 アイテムまわりの使い勝手が向上。 前作ではアイテムを個々のパーティーメンバーが持ち歩く必要があったが、今作ではアイテムをストックして持ち運べるようになった。また、貴重品は分けて所持されるようになった為、強制離脱するキャラに大事なアイテムを預けていた為に持ち逃げされるということがなくなった。 メインの装備品とアイテムがわけて表示されるようになり、見やすくなった。「かぶと」「よろい」「たて」の他、「その他」の項目があり、ここにアイテムや装飾品などを装備させることができる。 イベントでキャラクターが強制加入する際、パーティーメンバーではない同行者として連れて行けるようになった。これにより、強制的に戦闘に参加するキャラクターが減り、ある程度自由なパーティーが組めるようになっている。 また、パーティーに強制加入する際にもその場で隊列が変更できるよう配慮され、「Sレンジのキャラクターが後列に配置されてしまい役立たず」という悲劇が起こりづらくなった。 108星以外の仲間 上記にも少し触れたように、108星以外の人物も仲間に加わるようになった。 合計6人と割と多い。 108星と違って、仲間にしても何も特典はない。またとある2人を仲間にするためには必然的に108星を諦める必要がある(後述)が、仲間にした後に専用イベントも用意されている。逆に言うと、本格的なやりこみ要素の一つであるといえる。 ダンジョン ギミックに乏しかった前作に比べ、「水路の水を引く」「障害物を運んで風を止める」「ちょっとしたクイズを解く」などのギミックが取り入れられた。 顔グラフィック 一部のキャラのみではあるが、1人につき複数の顔グラフィックがつくられた。 前作では、顔グラフィックが、全員、反転を除けば一人につき一種類しかなかったために、実際の場面と顔グラフィックの表情や服装などが一致していないこともあったが、それが少しは改善された。 オープニング 作中の戦闘時の映像と某重要人物1人が出てくるぐらいの比較的簡素なオープニングだった前作に比べると、尺も長く、様々な場面が目まぐるしく出てくるなど派手なものになった。また、作品のストーリー展開がどんなものかを期待させる演出も見ものである。 実際には、ただ背景の上にキャラの公式立ち絵を載せているだけの場面が多いのだが、そのキャラにあうような背景にしてある、背景自体にも動きがある、載せるキャラも適当ではなく背景によってきちんと選んだりキャラを複数人載せる場合はきちんと共通点のあるキャラたちを選んでいる、など、工夫がみられる。 説明書 前作とは違い、ほとんどすべての魔法やほとんどのアイテムの効果が記載された。 ただ、今回は、上記のようなユーザーインターフェース面の向上があるので、あまり役には立たないが。 戦争システム 前作の所謂じゃんけんシステムからシミュレーションRPG形式に変更された。 歩兵・弓兵・魔法兵の3種類のユニットがあり、それぞれ特色がある。 歩兵は弓兵・魔法兵攻撃時に攻撃力が1.25~1.5倍、弓兵は1マス先まで攻撃出来るが、直接攻撃の際は攻撃力が0.75倍、魔法兵は2マス先まで攻撃出来るが、直接攻撃の際は攻撃力が0になる。 ユニットは3人一組で大将1名、副将2名の構成となり、大将によりユニットの種類が決まる。 前作では部隊の構成は固定だったが、今作では副将を自由に編成することができる。 大将に配置することは出来ないが、副将として有能なものもおり、様々な編成を考えるのも楽しみの1つである。 各キャラクターはそれぞれなにかしらの特殊能力を持っており、その特殊能力によってユニットの能力が上昇したり、戦争中に特殊コマンドを使用する事が出来る。 中には非戦闘キャラクターなのに戦争ユニットとしては優秀といったキャラも存在する。 しかし、この戦争システムには大きな問題点がある(後述)。 余談だが、シナリオ中で主人公は戦争には参加せず本拠地で味方軍の戦況報告に対し、適切な指示を送るだけのイベントを行う事が出来る。指示自体は難しいものではないが、たまには後方から戦争を指揮する立場を経験するのも悪くないかもしれない。 賛否両論点 ストーリー この作品は知将・軍師にあたるキャラクターが敵・味方ともに多い。彼らの織り成す戦略上の駆け引きは戦記物としての本作のシナリオを大いに盛り上げてくれる。 シリーズで最も有能といわれる味方のメイン軍師シュウをはじめ、シュウとは対照的に軍師としては未熟ながら志の立派なアップル、若年ながら才能のあるクラウス、ハイランドへ戻りルカに取り入って次々と手柄を立てるとある重要人物等。 奇策によって弱小の味方軍が敵の大軍を倒す様は実に爽快。逆に敵も物量による攻めだけでなく時に知略を織り交ぜることによって決して油断出来ない脅威に見せることに成功している。 しかしその反面、軍師たちによって物語が展開され、軍のリーダーであるはずの主人公が能動的に行動を起こすことが殆どなく、主人公でありながらあまり物語に介入しない。 味方のメイン軍師シュウが加入してからは、「シュウに言われたところに行き、シュウに言われたことをする」という流れがずっと続く。作業的・受動的で、主人公のあまり関係ないところで物語が進んでいく。 主人公が過去の戦争で英雄とされた人物の養子であることから、その肩書きだけを大人たちに都合よく利用されているように感じる。ある意味現実の摂関政治・傀儡政治のようで、リアルではあるのだが……。 前作との比較 前作に比べると、『水滸伝』らしくないこと。 前作が「政府の圧政に立ち向かう英雄たち」という『水滸伝』のストーリーを踏襲しているのに比べて、本作は「二国間の争い」という、『水滸伝』とは全く関係のないストーリーである。そのため、「ストーリーは確かに素晴らしいのだけれど…。」という形で批判されることもままある。 「複数人の主人公」という『水滸伝』のコンセプトを導入した『3』のほうがまだ『水滸伝』らしい、という意見すらあるぐらい。 システム面でこれといった進化がない 上記のように進化している面もあるが、あくまでも「正統進化」の範囲であり、マイナーチェンジの域を出ない。 「本拠地システム・108人の仲間以外の要素は平凡」と批判された1のマイナーチェンジなので、本作もやはり「基本的なシステムは平凡」という批判の声も少なくない。 もっとも、こういった平凡なシステムがとっつきやすさの理由の一つであり、ファンから好まれている理由の1つでもある。 前作とのキャラクターデザインの雰囲気の違い。 本作と次作で高い人気を誇る石川史氏のデザインだが、前作との雰囲気の違いが目立ってしまう。 前作のデザインは、製作期間の厳しさからくるやっつけ仕事感のあるデザインだが、「あれはあれで、作品の雰囲気にマッチしていて良い」という意見もある。 前作にも登場したキャラの場合、雰囲気や佇まい、果ては顔まで今作と前作でかなり変わってしまっていることも。 また、前作にも登場したキャラは服装をほとんど変えていないので、今作初登場のキャラと服装のデザインの雰囲気の違いが出てしまい、違和感がある。 データコンバートで引き継げる前作キャラの能力が非常に限定的。 装備品は特定のキャラクターに特定の装備品を装備させた状態でなければ引き継ぎできず、その対象も極めて狭い。紋章や武器の強化状態などは一切引き継いでくれない。 もっとも、あまりやりすぎるとゲームバランスの崩壊を招いたり、『1』の重要度が増しすぎてプレイが必須レベルになってしまうおそれもあるため、この程度で十分という声もある。 + 前作のネタバレ注意 前作のラストで死んだと思われていたフリックとビクトールが、本作では何事も無かったかのように生きている。 絶体絶命のラストシーンから、どのようにして助かったのか、作中でははぐらかされており、きちんと語られることが無い。 また、そもそも前作で死んだはずのキャラが登場すること自体が「馴染みのキャラと再会できて嬉しい」とも「前作の感動が台無し」とも取れ、好みが分かれる。 問題点 料理のレシピの入手フラグにバグがあり、手順によっては入手出来なくなってしまうものがある。 上記の他にもバグが多い作品としても知られる。有名どころでは、BGMがおかしくなる、とある場所で仲間にしたキャラが亡霊のごとくその場に居座り続ける、強制加入の仲間をパーティーから外してしまいフリーズ等。 ストーリー上必要なイベントが発生しない、入手したはずのアイテムや仲間にしたはずのキャラが消える、壁に入り込んでしまい出られなくなって行動不能に陥る等ゲーム上致命的なバグも少なくない。 上記のような致命的なバグではなくても、プレイしていて気分をそがれるバグも多い。 たとえば、戦争パートでは部隊が消滅した際にはその部隊の大将がセリフを言うのだが、最終戦争パートでは、敵方の部隊が消滅した際のセリフが独自に用意されている。しかし、ある2人の敵方の将軍は、最終戦争パートで自分の部隊が消滅した際、独自のセリフを言い終わってからほかの戦争パートで言う汎用のセリフを言ってしまう。しかも、汎用のセリフは2人とも軽い感じのものであるため、「さっきのいかにも命がけなセリフは一体…」という気分に陥ってしまう。 戦争パートというと、ある一戦では、「伏兵を敵の後ろに回り込ませて、森の中に待機させ、敵側に送った密偵者がタイミングを見計らって伏兵の存在とそれを率いている人物の正体を暴露し、敵側についた捕虜たちを寝返らせる」という策をとるのだが、密偵者が暴露するよりも先にコンピューターが伏兵の存在に気付いてしまい、敵ユニットが気付いていないはずの伏兵を攻撃するという、あってはいけない事態に陥ることに。せっかく軍師の腕の見せ所となる重要な場面なのに、もったいない限りである。 一部の仲間キャラはイベントの発生条件がわかりにくく、時機を逃せばもう仲間に出来ない。 序盤にしか行けない街の隅の方でイベントを起こさないといけないクライブ(*8)、中盤に一時期だけ行ける地域のストーリー上訪れる必要のない村で会う必要のあるフッチ ハンフリー辺りが特に見逃しやすい。 ギルバートは戦争パートで敵として登場し、ダメージ1を受けると仲間になる仕様。基本的には問題無いのだが、この時点ではプレイヤーは仲間を操作出来ないため、運が悪いと仲間になった直後に死亡したり、最悪ダメージが通らず仲間イベントすら起こらないことも。 前作にもあった問題点だが、パーティメンバーが6人と一般的なRPGよりもかなり多いのに対して、AI戦闘ができないため、戦闘では毎ターン6人分の行動をいちいち決める必要があり、テンポが悪く非常に煩わしい 一応「おまかせ(全員通常攻撃)」のコマンドはあるため、全員が通常攻撃を選ぶ前提であればこれを選ぶだけでいいが、回復など一人でも攻撃以外の行動が入ると途端にテンポが悪くなる。 特に本作では協力攻撃が増えたため、「おまかせ」を使うべきでない状況が前作よりも増加している。さらに1人が複数回攻撃するようになったことで、1人あたりのモーションも長くなっており(*9)、前作以上に戦闘のテンポが悪くなっている。 仲間キャラクターは非常に多いが、一部は選択制であり全員を同時に仲間に出来る訳ではない。 これにより問題になってくるのがルロラディアと、ルロラディアを仲間にしていることが条件のチュカチュラであり、このキャラを仲間にするとベストエンドに必要な108星を揃える事が出来ず、必然的にベストエンドを見られなくなってしまう。 また、前作で仲間になったカスミとバレリアも2択になっている。周回する際の楽しみであるともいえるが、どちらも人気の高いキャラであるため2人とも仲間にしたかったという意見も多い。 紋章魔法の使用回数が前作よりも減少傾向になったが、回復手段はほぼ宿に限られ、アイテムで回復することは出来ない。回数自体もそう多くなく、ダンジョンではボスまで温存する為に雑魚戦でも気軽に使うのがためらわれる。 戦闘キャラクターの総数は約80名と非常に多い一方、キャラクター間のバランスが取れているとは言い難い。特定のキャラがいないと勝てないというバランスではないが、やはり弱キャラでは厳しい場面は存在する。 レベルアップの仕様上ストーリーの各段階に擬似的なレベル上限が設けられており、最終盤でも60からは殆ど上昇しない為、レベルを上げるという対策は現実的ではない。 戦争パートであるシミュレーションRPGの部分が不確定要素が強く、運まかせの場合が多い。 各ユニットに設定されている攻撃と防御の値が一体何に影響しているのかわかりにくい。普通に考えれば与えるダメージ、受けるダメージに影響しているのだろうが、ユニットの最大HPは基本的に2であり、一度の攻撃で受けるダメージは基本的に1。となると、命中率に補正がかかっているのだろうが、攻撃力が低いユニットでも連続でダメージを与えることもあれば、高攻撃力のユニットが連続でダメージ0というのも頻繁に起こりうる。 要するに、戦争能力が高いキャラクターだとしてもその強さを常に発揮しているわけではない。 さらに戦争の勝利条件がとある地点の到達というのも少なくなく、高攻撃力のユニットを編成するより高機動力のユニットを編成し、隙をみて突入させるほうが効率が良い。 敵味方ともに軍師が賢すぎて戦争パート(ミニゲーム)は一方的に勝利・敗北する展開になることが多く、プレイヤーの技量や思考が直結する場面が少ない。その為これに限ってはシリーズで評価は低め。 ただしゲームではなく物語としてみれば軍師の見せ場となっており、面白いものに仕上がっている。 むしろテンポの悪さが問題。このパート、操作が不親切な上に動作も重い。その割には結末どころか、途中の行動まで強制されているものが多い。プレイヤーの介在する意義が見当たらない上に、手間だけは無駄にかかる。 ラスボスが非常に弱い。ルカ・ブライトの異常とも言える強さを体感した後となっては、肩すかしを食らう。 これは単にルカが強過ぎる上に、シナリオ上でも強さを徹底的に描写されていたのも大きい。実際、ルカ以外のボスと比べれば、ラスボスに相応しいだけの難敵ではある。 音楽・サウンドについて 上記のように良曲が多いが、一部場面の雰囲気と不一致な曲もある。 たとえば、のどかな田舎の村なのにアップテンポでややけたたましい曲、和風の落ち着いた感じの街でややにぎやかなエキゾチックな曲、など。 前作同様にストーリーが進み仲間が増えてくると本拠地のBGMも明るく賑やかなものに変化するのだが、そのBGMが間抜けっぽいというか怪しげというか、お世辞にも格好良いとは言えない曲になる。初期状態のBGMが寂しげながらもとても美しい曲なだけに、変化することを残念に感じるプレイヤーも多かった。 街・村の音楽が個々違うのは前作を踏襲しているが、ダンジョンの音楽は、基本となる屋外のダンジョンと屋内のダンジョンの1曲ずつの2曲と例外の1曲で、計3曲。前作が個々のダンジョンで曲が違ったのを考えれば、純粋な劣化点といえる。 しかも、屋外のダンジョンの曲は小鳥のさえずりのような音が流れるだけで、実質的に曲ではなくSEである。雰囲気はあるので悪いわけではないが。 戦闘・戦争パートでのSEの音質のレベルの低さは、ほぼ前作そのまま。 前作ほどではないが、テキストが稚拙。 誤字・脱字は前作同様多い。 たとえば、最終戦争パートで、ある将軍が自身の部隊が消滅した後、「この城を、わたすけには・・・・」と言う。まあ、言いたいことはわかるが…。上記の2人のこととあいまって、せっかくの最終戦争での気分が台無しである。 漢字と平仮名の使い方のひどさも前作同様。 漢字と平仮名が中途半端に交じって読みづらく不格好な単語が、いくつも登場する。 ある人物のセリフで、「ヒクサク」と言うべき箇所で、「ササライ」と言ってしまっている。本作並びにのちの作品のネタバレになるので詳しくはいわないが、この2人の名前が入れ替わるだけで、状況や歴史が大きく変わってしまう。 さすがに、今回は変な後付け設定は加えられず、制作側で誤植と認められたようだが…。 キャラクターの口調や一人称のブレも相変わらず。 例として、紳士的で丁寧口調のカーンが、パーティー加入時に「よろしくな、ボウズ」という別人のような台詞を発したり、踊り子のカレンが一部のイベントや目安箱で突然姉御口調になったりと(*10)、あまりにも突然なキャラクターの変化に困惑させられることも少なくない。 後半は尻すぼまりな展開。 + ネタバレ注意 ルカ・ブライトという魅力的な悪役が登場しなくなったからという意見もあるが、それ以前にルカに代わって権力を掌握した人物が、それまでの目覚ましい活躍はどこへいったのか、せっかく支配下に置いた地域を棒に振るようなことをしてまったく信用できない人物を支配下に置くなど、頓珍漢な行動をとるようになる。そのため、主人公側があっさり敵側に勝てる場面が、みられるようになる。その後は、主人公側もかなり無茶や無理をするような展開もあるが。 しかも、案の定、上記の人物には裏切られ、そのことがハイランド側の滅亡のきっかけの一つとなる。 そもそも、ルカが死んだ理由にしても、彼が夜襲を仕掛けようとしていたのを主人公側に漏えいした内部者(上記の新権力者とそのブレーン)がいたからなのだが、策士としても優秀だったはずの彼が、そんな一大事に斥候もろくに送らなかったというのがご都合主義である。また、いずれはルカとその忠臣連中を失脚させるつもりでいたとしても、まだ完全にハイランド側が有利とはいえない状況で、強力な戦力である彼とその私設軍を死なせてしまうのは時期尚早というよりほかない。このあたりから、新権力者の頓珍漢行動とそれに伴う尻すぼまり展開が始まったようなものともいえる。 エンディングについて 前作同様マルチエンディング。108星全員を集めずにクリアした場合、2種類のエンディングがある。片方のエンディングは仲間たちの願いを聞き入れること、もう片方のエンディングは仲間たちの願いを断るかそれらを全部スルーした上で、ある場所に行くことが条件である。しかし、後者のエンディングの条件がわかりにくいところがある。作中の冒頭部分、前者でのあっさりしたエンディングと、その後表示される意味深な一枚絵と、ヒントはあるにはあるが。 前作に引き続き108星全員を集め、加えて特定条件をクリアすればトゥルーエンドになる。が…ジョウイのトゥルーエンドでの行動が無責任との批判もある。 + ネタバレ 『私は全てを知っていました。あなたが父と兄に何をしたか…。それでも私はあなたを愛しています、私はあなたの妻なのです。』 自分の嫁と娘(養女)に自分が生きていることを告げずに主人公と旅に出る。あそこまで愛してくれた嫁のことを放置。 内容が内容なだけに通常エンドを好むファンも少なくない。 念の為補足するが、27の真の紋章に認められていない状態では輝く盾の紋章と黒き刃の紋章を宿す者の寿命は極端に短くなる呪いに掛けられている。 呪いが解ける条件は輝く盾の紋章と黒き刃の紋章が一方を打ち負かす事で1つになって始まりの紋章となった時か両者の紋章に認められた時である。 前者はバッドエンド。後者はハッピーエンドになる。 この他にも逃亡エンドと呼ばれる展開があり、こちらは違う意味で人気が高い。 総評 システム、ボリュームがパワーアップしシリーズの基盤を固めただけでなくPSのRPGでも十指に入るであろうシナリオを有する名作。更に目立つ欠点も少ない。 幻想水滸伝シリーズの認知度を高め、ファンの中でもこの作品をシリーズ最高傑作とする意見がおおむね一致した見解であることからも、その良質さはうかがい知れるだろう。 余談 初期のROMには関所の門をこじ開けてマチルダ領へ行けるバグが存在した。重版の際に修正されている。 + ネタバレ マチルダ領とは、中盤以降に行けるようになるエリア(ストーリ進行によっては封鎖されるが) 序盤は関所が閉まって行けない…ようにみえて、扉を押して素通り出来る為問題なく行くことが出来る。 この時の主人公達は、通常プレイでレベル10前後。敵のレベルは中盤に訪れることを想定した設定がされている為全滅必至。…なのだが、ある村までいってサブイベントを始めると、レベル36のキャラを2人も同行させることが出来る。そしてその辺りの雑魚を倒していればあっという間に主人公達も同じレベルにすることが出来る。 もちろん、サブイベント攻略後は2人はそのまま仲間になる。 この方法を使うと中盤まで無双出来るようになる為、発覚した時は初心者救済策なのではないかと言われていた。 本作のゲーム中にはトゥルー、正史といった評価は登場しない。プレイした人それぞれの感覚を大事にしてほしいという意図からである。各人の扱い・見解は以下の通り。 コナミ側(外伝2 幻想水滸伝大辞典) ハッピーエンドを採用 村山吉隆(ディレクション シナリオ) バッドエンドが正史 各イベントシーンの要所にムービーが挿入され、キャラクターに掛け声がつくが、誰が声を当てたのかは不明である。 本作の体験版が『メタルギアソリッド』に同梱されていた。製品版と異なる部分もいくつか存在する。 ストーリーは峠のボスを倒したあたりまでだが、自由にパーティを組んで戦闘ができるモードも搭載されていた。 滝に飛び降りる前の戦闘を108回繰り返した後に飛び込むと、直後に流れる回想シーンがカラーになる。 2000年に同作の時期に合わせた裏話を取り上げる幻想水滸外伝が2作作られた。同作の主人公ナッシュは『III』において108星の1人となっている。 『Vol.1 ハルモニアの剣士』は主にストーリー進行の裏側のエピソードがメインシナリオに据えられている。 『Vol.2 クリスタルバレーの決闘』は後日談的なエピソードを軸にシナリオが進み、宿敵ザジとの決闘劇を描く。 いずれも女性キャラとの絡みが多いストーリーとなっており、過去を語られることもある。また通行人扱いとしてとくに意味も無く出てくるキャラも複数おり、可能な限り多くのキャラを出している。 『幻想水滸伝』シリーズのディレクター兼シナリオを担当していた村山吉隆氏は外伝後(正確には『III』製作中)に退社しており、雰囲気が変わったとして以後のシリーズの評価が低く見られる要因となっている。 現在でも根強い人気の高さを背景に近年になってドラマCDが出たのだが、明らかに旧来語られてきたことと大幅に異なる設定が多発。不満を持たれた。 2006年2月23日に前作とセットになったPSP版が発売された。 その後の展開 2022年9月に本作と前作がセットになったリマスター版『幻想水滸伝 I II HDリマスター 門の紋章戦争/デュナン統一戦争』が発表された。 対応機種はPS4/One/Switch/Winで、発売時期は未定。
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登録日:2014/06/28 Sat 23 04 43 更新日:2021/12/17 Fri 18 46 45NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 フッチ 地微星 幻想水滸伝 幻想水滸伝2 フッチとは、PS用ソフト「幻想水滸伝」「幻想水滸伝2」「幻想水滸伝3」およびその関連作品に登場するキャラクターである。 宿星 地微星 武器 ベルセルク→シグムント→シグルト(1.2時) 年齢 14歳 出身 竜洞騎士団領 ゴーヤ 軍役 歩兵隊 1のエピソード 初出は幻水1である。1の頃はなんと10歳。見習い竜騎士であり、序盤から出てくる。 竜騎士は戦力としては申し分なく、最初の方では竜騎士達は味方ではないのだが、話が進むにつれてプレイヤー側である解放軍は 竜騎士を味方につけようと言うことになり、行動をすることになるのだが、策略により竜がほぼ全て眠った状態になってしまう。 ほぼがついているのは二匹だけ竜は起きていたため。フッチのブラックと先輩のミリアの竜だけであった。 何をやっても起きない竜達を起こすために主人公達は薬の材料を集めることになる。 材料は名医、リュウカンから三つ提示される。うち二つは 月下草 黒竜らん 最後の一つについては言葉を濁してしまった。 主人公達が一つ目の材料、月下草を手に入れて帰還するとフッチはブラックと共に二つ目の材料黒竜らんを取りに行ったと 言う話を聞かされる。 黒竜らんがある場所は。 グレッグミンスターの空中庭園 であり、つまりは、敵方の本拠地に材料があるが竜を起こすためにフッチは行ってしまった。 皇帝バルバロッサに見つかってしまったが、事情を話したフッチは黒竜らんを持って行く許可を得る。 持って帰ろうとしたら宮廷魔術師ウィンディに見つかってしまい、ブラックが攻撃を加えられてしまう。 目が覚めたフッチは看病をされ、黒竜らんは無事に手に入ったこと、そして薬の三つ目の材料について聞かされる。 三つ目の材料とは、竜のきも。 フッチは察し、ミリアが説明する。 ――フッチを見つけたとき、ブラックはすでに息絶えていたと。 こうして騎竜ブラックを失う。作り出された薬によって竜達は目覚め、竜騎士達は解放軍に力を貸してくれることとなった。 竜を保持しない者は認められないと竜騎士の資格を剥奪されるため、フッチは竜騎士では なくなってしまった。竜騎士団長であるヨシュアは旧友であるハンフリーにフッチを託した。 そしてトラン解放戦争が終結し、ハンフリーとともに新たな竜を探す旅をしていた。 2のエピソード 1から3年後。 マチルダ騎士団領にある小さな村、街道の村に留まっていた所を主人公と出会う。 フッチはこの村で一人の友達を作っていた。名前はケント。友達思いの優しく純朴な少年だ。 主人公がフラリと村を訪れてハンフリーと出会った翌日、フッチはケントに自分の身の上話をしていた。もともと竜騎士だということ、相棒の竜を失ったということ、竜騎士を辞めさせられたということ。 さらに翌日、事件が起きる。村からほど近い洛帝山に竜の鳴き声がするという噂を聞きつけたケントが、その山に行ったきり帰ってこないというのだ。 その事を知ったフッチはハンフリーと主人公一行と共に洛帝山へ捜索に行く。 一行は山頂付近で倒れているケントを発見。しかしその時、巨大なハーピーが襲い来る。ハーピーを倒しケントとも再会できた一行は帰ろうとするが、 ケントは竜の鳴き声を聞いたと言い、一行を引き止める。仕方なくケントに従って先へ進むとそこには卵があった。 これでフッチはまた騎士になれるんだよねと喜ぶケントだが、当のフッチは浮かない顔。ブラック以外の竜は要らないと言う。 ならばと卵を砕こうとするハンフリー。曰く「竜の子は弱く、死ぬかモンスターとなり人に災いをもたらすか。」しかしその時卵にヒビが入り、一匹の白い竜が生まれる。 竜は竜洞騎士団の洞窟でのみ生まれるもので、こんな竜は見たことがないと驚くフッチ。しかし、フッチはブラックへの想いから新しい竜を受け入れられないでいる。ハンフリーはこうも言う。 「ブラックへの想いは尊いものだが、そのために自分の未来を閉ざすべきではない」と。 その言葉に心動かされたフッチは、新たな竜を受け入れ、育てる事を決める。そして白い竜に名前を付けた…… 「今日から、きみは ブライトだよ……」 【輝く】という意味で見つけた白い竜にブライトとつけたのだろう。 ちなみにこのエピソード、順調にやっていけばゲームの中盤にはフリーイベントとしてクリアーすることになるのだが、 序盤でちょっと時間が空いたときにもこなせる。 上手く道を伝っていって、関所があるが関所前で丸ボタンを押して関所の扉を押していけば関所が開くのだ。 これが何を意味するかというと序盤でちょっと装備を調えてフッチとハンフリーたちと全滅をいくつか繰り返しつつ、鍛えればレベル30は軽く超えられる。 ハーピーだって頑張れば倒せる。 余裕を持ってタイムイベントであるクライブイベントとかしたい場合、おすすめ。 協力攻撃 お世話になったハンフリーさんと二人で…と思いきや 美少年攻撃 ルック、サスケと三人で攻撃。敵全体に1倍のダメージ。フッチとサスケが敵に接近して攻撃している所へルックが二人もろとも紋章で攻撃。 フッチとサスケは20%ぶんのダメージを受け、三人とも険悪(協力攻撃使用不可状態の事)になる。 なお、美青年攻撃とか美女攻撃とかもある。 性能 (コナミパーフェクトシリーズ 攻略本より) 力E 魔F 直守F 魔守F 技D 速C 運C HP E 性能は微妙? と想われるかも知れないが、 幻想水滸伝は基本的に主人公が万能でハードコア強いので、パーティー編成に定石が無いのが特徴である。 この属性や魔法でしか倒せないみたいな敵はほとんどおらず、オートモードで殴っているだけでだいたい何とかなる。 主人公と、場合によってイベントによる固定メンバーが必須なだけで、それ以外は自由である。 その為、仲間にしたけど一度も使ったことないキャラがチラホラ居るという事が多々あるようで、 プレイヤーは自分が愛着を持ったキャラで編成し、固定する事が多いようだ。 なので、気に入った人は使い続ける。 武器 槍系 武器レベル16(最大レベル)で140 1と2では槍系であるが、3だとハンフリーさんから大剣を受け継いでそれを使用している。 何があったんだハンフリーさんにとあったかもしれないが、語られてなかった。 1ではじゃんけん形式の戦争で竜騎士団として参加。 2では仲間になるけど戦争には出ない。 注釈 竜について 幻想水滸伝の世界で竜とは、異世界の生物で本来は有り得ない生物。紋章の力によって生まれる(召還?)ものであり、 二十七の真の紋章である竜の紋章がその役目を請け負っている。団長はその紋章を次いだ者。 今回手にしたブライトは現時点では「竜っぽく見えるけどまだ確証はない」とのこと。(コナミ 108星キャラクターガイドより) それを調べるためにもグラスランドを目指したそうな。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なんで2限定なんだよ。1〜3(外伝含む)通して初期作品出まくりなんだから、2縛りにしなくてもいいじゃん。1の時は一人称俺の生意気なガキだったのが、3年で一人称僕の落ち着きのある性格になったとか、3では敵対したルックに対して複雑な心境の台詞があったりとか、書くこといくらでもあるだろ -- 名無しさん (2014-06-29 03 25 11) 2のEDで『竜を求めてクリスタルバレーへと旅立っていった』みたいな後日談 がでた気がするんだが何でブライト居るのに竜探しに行くのか解らんかった -- 名無しさん (2014-06-29 09 51 29) 文句言うだけじゃなく自分で面白くなるよう修正したら良いんじゃない? -- 名無しさん (2014-06-29 12 11 53) 直守は盾装備可能だからそれほど低くもないよ。(3ではマサムネのせいで盾装備出来なくなるけど。) -- 名無しさん (2014-06-29 19 27 45) いつの間にかものすごい修正されてる。もはや別物というくらい良項目。最初の方のコメント削除してもいいんじゃないか? -- 名無しさん (2014-06-30 00 21 13) フッチは1では戦争に参加するよ -- 名無しさん (2014-06-30 01 07 10) 3で30近い姿で登場してハンフリーの剣を武器にしてたな。 -- 名無しさん (2016-03-28 21 52 52) み、みづらい・・・ -- (2017-02-16 23 08 45) 幻水Ⅲの漫画での戦い方がくっそかっこよかった。ゲームだとあんま使わなかったけどw -- 名無しさん (2017-02-17 00 10 49) 3でラスボスになったルックに対して複雑な胸中を見せてたっけ。 -- 名無しさん (2021-12-17 18 46 45) 名前 コメント
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今日 - 合計 - 幻想水滸伝カードストーリーズの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 19時10分09秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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物語の舞台となる地域 【赤月帝国】 アールスの地 グレッグミンスター? クワバの城塞 虎狼山 サラディ 水上砦シャサラザード 清風山 魔術師の塔 レナンカンプ ロックランド クナン地方 アンテイ ガラン要塞 北の関所 スカーレティシア城 ソニエール監獄 テイエン リコン ゴウラン地方 カク コウアン セイカ 大森林の村 トラン湖トラン湖の古城(※解放軍本拠地) セナン地方 カラカス砂漠 モラビア城 大森林 エルフの村 コボルトの村 ドワーフの大金庫 ドワーフの村 パンヌ・ヤクタ城 ダナ地方 カレッカ キーロフ 秘密工場 竜洞騎士団領 ゴーヤ 竜騎士の砦 ロリマー地方 過去の洞窟 クロン寺院 戦士の村 ネクロードの城 ロリマー城塞 シークの谷 ロッカクの里 【その他の場所】 隠された紋章の村 物語に間接的に関わる地域 【デュナン都市同盟】(今作で行くことは出来ない) サウスウィンドゥ ティント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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物語の舞台となる地域 【デュナン都市同盟】 グリンヒル市グリンヒル 深き森 森の村 サウスウィンドゥ市風の洞窟 クスクス サウスウィンドゥ ラダト ティント市(→ティント共和国)虎口の村 ティント クロム 竜口の村 トゥーリバー市トゥーリバー/ウィングホード居住区 トゥーリバー/コボルト居住区 トゥーリバー/人間居住区 レイクウェスト マチルダ騎士団領洛帝山 ロックアックス ミューズ市コロネ 白鹿亭 トト ミューズ 傭兵隊の砦 リューベ デュナン湖 ノースウィンドゥ(※同盟軍本拠地) 【ハイランド王国】 キャロ サジャ 天山の峠 ルルノイエ 物語に間接的に関わる地域 【トラン共和国(旧・赤月帝国)】 グレッグミンスター バナー ロッカクの里 【ハルモニア神聖国】(※今作で行くことは出来ない) ほえ猛る声の組合(名前のみ) 【グラスランド】(※今作で行くことは出来ない) 【その他の場所】 蒼き月の村(名前のみ) 黒竜島(名前のみ) 物語と関わらない地域 ※全て伝聞のみ、今作では行くことが出来ない 【カナカン】 【ゼクセン】 【南方】 【ファレナ女王国】 【無名諸国】 名前 コメント すべてのコメントを見る
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2主人公(リオウ) 2の主人公『天魁星』。ハイランド王国の少年兵だったが、都市同盟軍による王国軍少年兵部隊奇襲に関わったとして(事実は違う)王国軍に追われる身となり、ナナミと幼なじみのジョウイと共に流浪する。 途中、ジョウイと離別。この後新都市同盟軍の盟主となる。 ナナミ 2『天寿星』。 リオウの姉だが、血は繋がっていない。 明るい性格だが、料理の腕は味覚が鈍感な者でなければ食べられない物を作る、ある意味凄腕の持ち主。 リオウが戦いに出ることには反対していた。 シュウ 2『天機星』。1『天機星』のマッシュ・シルバーバーグの弟子。しかし、マッシュとの思想の違いから破門され(1の前)、都市同盟領内の都市で交易商として財をなしていた。妹弟子の説得に応じ、新都市同盟軍の軍師となる。[第6話]で「英雄」と言っているのは、「1」後に1主は英雄と讃えられていて、「師」というのは「1」の重要人物『天機星』マッシュ・シルバーバーグがシュウの師であり、師から破門された過去を持っているマッシュは「戦いの際には被害を最小限に」を基本としている。しかし、シュウは「戦いに勝つ為なら多数の犠牲もものともしない」方向だった。人の『命』の重さについて、師と弟子の意見は食い違っていた。また、マッシュから教わったことを自分の出世のために使おうとした為に破門された。2では、そんなシュウが変わっていく様も映し出している。 1主人公(ティル・マクドール) 1の主人公『天魁星』。赤月帝国軍の将軍テオ・マクドールの息子。母親は出産後に亡くなっている。最初は帝国軍に従軍していたが、真の紋章を持っていたために狙われた親友テッドから『ソウルイーター』を受け継ぐ。その為帝国軍に追われることとなり、帝国軍に反旗を翻していた解放軍のリーダーであるオデッサ・シルバーバーグ(女)と出会う。オデッサが帝国軍の襲撃により命を落とし、遺言に従ってオデッサの兄であるマッシュ・シルバーバーグと会い、彼を軍師に迎え入れ、マッシュの勧めで解放軍の新リーダーとなる。帝国軍の父と戦うこととなり、一騎打ちで倒す。帝国軍から主人公を守ろうとソウルイーターに魂を食わせたテッドが、死の間際に『ソウルイーター』の性質を語る。最終決戦後、赤月帝国からトラン共和国に変わった大統領の座には着かず、静かに放浪の旅へと出た。ちなみに、2では1のセーブデータを引き継げば、途中から坊ちゃんが仲間になり一緒に戦うことも出来る。ソウルイーターも健在。 グレミオ 1『天英星』。 戦災孤児でテオに拾われ、母親のいない主人公の世話係となる。料理が上手く、彼のシチューは絶品。 過保護な部分が強く、周りから諌められることもしばしば。 主人公がリーダーになった後、向かった監獄で閉じ込められ主人公達を庇い命を落とす。 最終決戦前に門の紋章(裏)を宿す者の力で蘇る。これは主人公・グレミオ以外106人集めないと起きない。 『幻想三国志』の中で2の時間軸で生きているということは、1で108星が揃ったベストEDだったと分かる。 彼が「坊ちゃん!坊ちゃん!」と連呼する為、1主人公の愛称は「坊ちゃん」で定着している。 カスミ 1・2で登場。『地急星』 トラン共和国(赤月帝国)と都市同盟の間に存在するロッカクの里出身。故郷の危機を伝える為に解放軍の本拠地に現れる。 彼女との接触から坊ちゃんは父親と真っ向から対立することとなる。 坊ちゃんに淡い気持ちを抱いているが…。2ではロッカクの里の副頭領になっている。[第6話]でカスミが「レパント様」と言っているのは、「1」の戦い後にトラン共和国の大統領になった人物のこと(「1」では108星の一人)。 ビクトール 1・2で登場。『天弧星』。 吸血鬼に故郷を滅ぼされ、敵討ちの旅をしている中でオデッサ・シルバーバーグのいる解放軍に身を置く。 帝国軍から追われていた坊ちゃんを帝国首都グレッグミンスターから無事に脱出させたのも彼で、それ以来坊ちゃんと共に旅をする。 最終決戦後、崩れるグレッグミンスター城の中で殿を務め行方不明となった。2では1後にグレッグミンスターを脱出して北へと渡り、都市同盟軍で傭兵家としてハイランド王国と対峙していた。 2主と出会い、新都市同盟の歩兵部隊を率いていた。『熊』というのは彼の(プレイヤーが呼ぶ)愛称。2では傭兵の砦に掲げる旗を手描きしたが、獅子のつもりが配色を間違え熊のようになっている(本人は獅子のつもり)。 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (kuma.jpg) これね。[第13話]何故、ビクトールとフリックはティル(1主)に責められていたのか。 それは1ボス戦後、城が崩れる際に帝国軍が主人公達を襲って来た為に、ビクトールが「先に行け」と殿をし、その後、更に帝国軍の追撃をフリックが庇って殿となり、坊ちゃん達は城から脱出。 二人は城に最後まで残っていたのだ。 その後、仲間達が二人を必死に探したが見つからず、「行方不明」となったのだ。 坊ちゃんは戦勝パーティーの夜、誰にも告げず静かに故郷の街を後にする。門の外ではグレミオが待っていて、二人で当てのない旅を続けていた。 それからシリーズ2へと移る。 あの戦いで生き残ったビクトールと半死だった(らしい)フリックは、北にある都市同盟へと向かう。 都市同盟にビクトールの知り合いがいて、その知り合いの依頼で傭兵をしていたのだ。 ビクトール達が構えていた傭兵の砦で解放戦争時の仲間に会った時、ビクトールはかつての仲間達に無事を伝えるつもりだったが、すっかり忘れていたと言っている(最初、フリックが伝えるつもりだった)。 この消息を全く伝えなかったことを、仲間達が根に持っているのだ。 フリック 1・2で登場。『天暗星』。 故郷のしきたりに従い剣の修行旅の中でオデッサ・シルバーバーグと出会い、解放軍副リーダーとなる。オデッサとは恋仲だった。彼の愛剣の名前は『オデッサ』。 オデッサ死亡の際には別行動を取っていて、新しくリーダーになった坊ちゃんと衝突。が、すぐに和解。 最終決戦後、崩れる城の中でビクトールと共に殿を務め行方不明となった。2では、1後にビクトールと共にグレッグミンスターを脱出して北へと渡り、都市同盟軍で傭兵家としてハイランド王国と対峙していた。 2主と出会い、新都市同盟の弓騎兵部隊を率いていた。 ビクトールとは1以来の腐れ縁。全身青づくめで、雷の紋章を得意とする。1では自分から「青雷のフリック」とあだ名つきで紹介していた。 硬派(というより女性の押しに弱い)で女性にモテるが不運なことが多く、衣服と同じで性格も青臭い部分があったりする ナッシュ・ラトキエ 『幻想水滸伝2 外伝』の主人公で、3では『天速星』として登場。画像は2外伝。 また、3では『ナッシュ・クロービス』と姓を変えている。 ハルモニア神聖国の工作員。 2外伝では、『真の紋章』について調査をするが、その間に2登場人物らと関わっていく。 また、外伝vol.2では父親を殺した宿敵と戦う為に任務を放棄している。3では37歳。 ハルモニアのスパイとしてゼクセン連邦に侵入した。3主人公の一人、クリスと深く関わっていく。 この3では、時折「うちのカミさん」と口にする。が、本当に結婚しているかどうかすら怪しく、シエラではないか、という憶測すら流れている。名門貴族の生まれ。 が、言動は貴族らしくなく少々軽い。また、飄々としていて真意は掴みにくいが、思慮深い一面も持っている。 あと非常に運が悪く、本人の意思に関係なくトラブルに巻き込まれやすい。 シエラ・ミケーネ 2『天英星』、2外伝で登場。 『月の紋章』の持ち主にて、吸血鬼の祖。 若く見えるが(16才のまま)、実に800年以上生きているオババ(口調は確実にオババ)。推定851歳。 太陽暦-391年誕生。-375年に『月の紋章』を継承。吸血鬼の始祖となり、蒼き月の村の長老となる。 太陽暦78年頃、ネクロードに『月の紋章』を奪われ、村は滅びた。 (吸血鬼は紋章がないと、人の血を吸って生き残るか、死を待つしかなかった) 2でネクロードから紋章を取り戻し、気ままに生きている。 (このネクロードはビクトールの仇でもあった)外伝にて、ナッシュと出会い、彼と共に旅をしていた。 この時にかつての恋人で、シエラが初めて吸血鬼にしたリインをナッシュと共に滅ぼしている。※本来、人を吸血鬼に変えてしまうことは禁忌であった。 しかし、それをシエラが破ってしまった為に吸血鬼は増え、村が出来た。 ネクロードが紋章を奪い、紋章の恩恵を受けられなくなった村人はほとんどが死に、一部が人の血を吸い続けることで生き延びた。 自分の過ちによって生まれた吸血鬼達が人々に害を成すことを責任に感じ、彼女は同胞を始末する旅を続けているのである。 ルック 1~3に登場。『天間星』 『幻想三国志』では3の姿で登場している。(画像は2です) 詳しく載せると動画のネタバレになるので、止めておきます ユーバー 1~3に登場。姿は3。 破壊と殺戮が大好き。ただ、何者(ネタバレ)かに追われている ルカ・ブライト 2のボス…いや、ハイランド王国の皇子。強い。過去の事件により歪んだ性格の持ち主で、名言を多く残していらっしゃいます ウィンディ 1出演。赤月帝国の皇帝の奥様。その実態はもう何百年と生きている門の紋章(表)を持つ女性。 ソウルイーターを狙っていたが、最後は旦那様と共に(無理矢理)心中。紋章は行方不明。
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物語の舞台となる地域 【グラスランド】 アルマ・キナンの村(アルマ・キナンクラン) カラヤ村(カラヤクラン) クプトの森 高速路 シンダル遺跡 セフィクラン(※名前のみ) 大空洞リザードクラン ダック村(ダッククラン) チシャ村(チシャクラン) 炎の英雄の待つ地 【ゼクセン】 イクセ 北の洞窟 ビネ・デル・ゼクセ ブラス城 ヤザ平原 【グラスランドとゼクセンの共有地】 ビュッデヒュッケ城(※炎の運び手本拠地) アルム平原 石盤の地 セナイ山 平頭山 【ハルモニア神聖国】 カレリア クリスタルバレー円の宮殿 ルビーク(元・カーナークラン) 物語に間接的に関わる地域 【ティント共和国】(※行くことは出来ない) 【竜洞騎士団領】(※行くことは出来ない) 【その他の地域】 魔術師の塔 その他、名称のみが聞ける地域 【サナディ】 【トラン共和国】※幻水1コンバート時はプレイヤーが付けた国名 【デュナン国】※幻水2コンバート時はプレイヤーが付けた国名 ハイイースト県(元・ハイランド王国) ラダト 【無名諸国】 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ファレナ女王国 ソルファレナ フェイタス河 ロードレイク 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2012/04/25 (水) 12 43 16 更新日:2021/08/20 Fri 14 35 20 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 コロク 地魔星 常時空腹顔 幻想水滸伝 幻想水滸伝3 幻水 扉を開けて入る程度の能力 犬 第5 風呂敷犬 …クゥゥゥ… コロクとは、幻想水滸伝3に登場する犬である。 ただの犬だが立派な宿星であり、主人公達の頼れる……頼れる?仲間である。 ◇プロフィール 宿星 地魔星 犬種 雑種 鳴き声 "…クゥゥゥ…" 趣味 マーキング 好きな食べ物 骨 首には風呂敷をかけており、中には何故か石が詰まっている。 最近はナッシュにマーキングするのが好き。 本拠地の守備隊員に任命されており、セシル達と供に警備に励んだり、のんびりお散歩などをしている。 本拠地のマスコット的な存在で、住民から愛されている。 ◇仲間にする条件 平頭山の茂みにいるところを話しかけ、『城で飼う』を選択する。 ◇性能 所謂『2』のムクムクタイプ。 普通の飼い犬なので、戦闘能力は総じて低い。 火の紋章を装備できるが、たまに暴発する。 協力攻撃は、他の犬達と回転して攻撃するワンワン攻撃のみ。 ちなみに、モデルはシナリオ担当の1人である、犬村小六氏の愛犬コロクから。 追記、修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\クゥゥゥ…っと/ -アニヲタWiki- とまあ、やる気なそうな説明はここまでにしておいて。 ここまで一見すると、ちょっと戦えるただのわんこだが、コロクには実は秘密がある。 実はこの子、 主人公である 主人公である。 特に重要ではないけど2回言ってみた 主人公として選択できるのは、主人公らが集結した4章以降、玄関前にいるコロクに話しかけると彼を操作して本拠地を散歩することができる。 できるのは散歩だけである。 だって犬だし。 飼い犬がモンスターがうろつくフィールドに勝手に出られるわけないしね。 仕方ない。 ◇できること 本拠地内をうろつくことしかできないが、城内の人物からの反応が変わるため、色々なキャラに話しかけてみよう また、ミニゲーム『たのしいまきば』(馬を操作してタイムアタックするゲーム)で遊ぶこともできる でも犬なので、完走するまでものすごく時間がかかる。馬用コースを完走できただけでもすごいので褒めてあげよう。 ◇できないこと 本拠地の外には出られない。また、上記以外の道具屋をはじめとした施設は殆ど使えない。 あくまでお散歩。ゆっくりまったり歩こう。 ◇みんなの反応 コロク編の醍醐味。犬であるからこそ、みんなの本音を聞けたり、犬同士なら何を言っているか聞けたり。 ここでは一部紹介してみよう。 「か、かわいい……!!!」 (交易屋の男性) せやろ。 「コロク…クリス様になでられたりするのか?もしそうなら代わってくれ…!」 (広場の男性) やなこった。 「ふふ…やっぱりコロクには分かっちゃうのね。みんなには黙っててね。怖がっちゃうから…」 (ジーン) ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ 「散歩はまた今度だ。誰も見ていないときに。」 (シバ) いかついリザードクラン、シバさんの心暖まる一言。意外と犬好きの様子。 「ん?鑑定品をすりかえてるところを見てしまいましたね?まぁ犬だからいいか」 (ギョーム) ギョームお前ちょっと来い。 「コロク!!!!!!!武器を出せ!!!!!!鍛えてやる!!!!!!」 (ペギィ) …無理言うな。 「おい、犬がドアを開けて入ってきたぞ!!」 (ゼクセン兵) 幻水3の七不思議のひとつである。 「…みそしる?。…冷たいみそしる?」 (コサンジ/犬) お前は本当に犬か。 「……犬か」 (ゲド) 主人公をゲドに選んでいない場合の台詞。彼は猫派のため、犬には無関心の様子。 「コロク…良い名だ…」 (ジャック) 対して彼は犬派です。 「やあ!コロク君も一緒に体操しよう!!まずは腕を大きく広げて背伸びの運動!!」 (ケンジ) 相手が犬でも彼はブレなかった。 「ヒューゴさん、素敵よねぇ・・・」 (ベル) 滅多に聞けない恋する乙女の黄昏も聞けるのも犬だからこそ。 「ははは、コロクさんもカード勝負したいのですか?(けがらわしい・・私に触れるな。)」 (マイク) 表向きは爽やかな好青年に見える彼の本性が垣間見える。 …とまあこのように、キャラクターの反応が見れる以外にも、操作をしているときのモーションも可愛らしくBGMものほほんとしているので、是非プレイして和んで欲しい。 本編終了後も、ビュッデヒュッケ城のマスコットとして愛されている様子。 追記、修正、よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- コロクに汚らわしいとか言う奴いたよね。 -- 名無しさん (2013-11-06 23 19 28) マイクか。あいつは3ではトップクラスの謎の人物だが今となっては真相はまさに闇の中。 -- 名無しさん (2014-11-01 17 52 00) フランツにルビの戦闘力に遠く及ばないと言われたけどまず比較対象が間違ってる。 -- 名無しさん (2015-04-06 21 08 23) コロクでキャシィーのレースをするとただの散歩に。 -- 名無しさん (2020-09-29 22 56 33) 名前 コメント